さて、不動産会社に売却を依頼するパターンですが、地場の不動産会社に売却を依頼できるところがあるならば、売却の話を持ち掛けるのもありでしょう。
仲介してもらう手前、不動産会社の取り分となる仲介手数料等が必要となるのは仕方がないですが、その部分に納得ができて、事がスムーズに運ぶようなら利用するのもありでしょう。
ちなみに売却にあたっては、スムーズな取引の為にも
・土地・建物の登記済証(権利証)あるいは登記識別情報
・固定資産税や都市計画税など税金の納付書の最新のもの
・建築確認通知書・検査済証
・測量図・建物図面・建築協定書
といった書類はなるべく揃えておきましょう。
とはいえ、対象地域に必ずしも理想的な不動産会社が存在するとは限りません。
例えば
元々不動産取引が積極的に行われていない地域
であったり、そもそも
仲介事業を行う不動産会社が一軒もない地域
だったりという場合もあるでしょうし、たとえ仲介してくれる不動産会社があったとしても、
仲介手数料等の契約条件が納得できるものではない
ということで契約したくない場合もあるかもしれません。
そんな時は無理をせず、別の手段も考えてみましょう。
というわけで次回は、「空き家バンクに登録する」パターンについて見てまいりましょう。